京都のように暮らしたい

日々の暮らし、感じたことを綴ります。京都に住むのが夢。

指導者の重要性

まもなくオリンピックも閉幕。

夏の甲子園も終了。

選手の活躍に目を奪われがちですが、

日本の指導者たちも素晴らしい。

 

シンクロの井村コーチ。

インタビューに答えて

「2年間強引に選手を引っ張ってきた。

(銅メダルを獲得して)

これが私の責任のとり方」

との発言にうなってしまいました。

 

柔道の井上監督、

水泳の平井コーチ、加藤コーチ、

素晴らしい指導者の存在がありました。

 

夏の甲子園で優勝した作新学院

何年か前、当時の監督が選手の

保護者からの賄賂?で

ベンチ入りの選手を決めていたのが

発覚。

大問題になり監督は退任。

野球部は低迷しました。

小針監督が就任すると

見事に野球部を立て直し、

この夏の甲子園で優勝。

スター選手もいなくて、

前評判も高くないチームが、

監督の采配で勝ち上がり、

ひと試合ごとに選手が成長し

強くなっていったのには

驚きました。

 

スポーツのみならず、

会社でも、学校でも

人を育てていく指導者の存在は

重要だと、つくづく思いました。

これからの日本のスポーツ界にも、

社会にも教育界にも、

優れた指導者が現れることを

願っています。

 

 

 

甲子園に思う

野球にはあまり興味はないのですが、

かなり気になったので。

今回の夏の甲子園

ある二つのチームを非難する声が

あるのを知って、

はじめ、私は理由がわかりませんでした。

 

その二チームのメンバーには

地元の県の出身者が一人もいなかったの

です。

ほとんど関西出身。

あるチームは、大阪のリトルリーグ出身

の選手ばかりです。

これが人々の反感をかった原因でした。

 

選手たちは純粋に甲子園を目指して

野球に打ち込んでいるのに、

こういう事態になって私は複雑な

思いでした。

大人の世界の論理で、

若者が傷ついているのではないかと、

胸が痛みました。

 

その反面、ほぼオール地元出身者の

北海高校作新学院

決勝戦まで勝ち進んだことは

優れた指導者のもと、

練習を重ねれば強くなれると

証明されたようで、

甲子園を目指すすべての

高校球児に勇気を与えたと

思います。

 

甲子園の決勝戦で敗れた

北海高校の大西投手が、

敗戦後、清々しい笑顔を見せて

くれました。

本当に心が洗われる思いでした。

今井投手も大西投手も 

大きく育って欲しいです。

 

甲子園が終わって、夏も終わりですね。