京都のように暮らしたい

日々の暮らし、感じたことを綴ります。京都に住むのが夢。

父の思い出の品を断る

日曜日に実家にいってきました。
四十九日の法要の相談、そして相続のことなど。
父と弟の二人暮らしだった実家。
帰りがけに弟が、
「どれか欲しい絵があったら、好きなの
持って行っていかない?」
父は絵を描くのが趣味で、
何点かは家に飾ってあり、
専用の部屋にも、何枚か絵が保管されています。 
あと、葬儀に使った遺影のミニバージョンも
持っていかないかと言われました。

どちらも断りました。
私の家に絵を飾るスペースは無いし、
写真もいずれは処分しなければならなく
なるでしょう。
薄情なのではありません。
父の思い出や面影は、わたしの心にあれば
良いのです。
形あるもので留めても、やがて不用品に
なってしまいます。

こう考えることが出来るようになった
自分は、ずいぶん変わったと。
これからは物を減らし、適量にして、
そして自分が居なくなったあとに、
極力物は残さない生き方に邁進できる
気がしました。