京都のように暮らしたい

日々の暮らし、感じたことを綴ります。京都に住むのが夢。

つながる命

今日は午後、司法書士事務所へ
出向きました。
必要な書類が山のようにあります。
改製原戸籍謄本」
まったくご存知ない方もいると思います。
実は私、以前仕事の関係で
ほんの少しだけ、相続の処理に関わった
ことがあります。
本当にちょっとだけです。

人間、亡くなるとたくさんの手続きをします。
戸籍、住民票、保険証、年金等々
たくさんあります。 
一つ一つ抹消されていきます。
その時に、私は人の命の重みを感じます。

人の命は遠いご先祖様から
ずっとずっと繋がって、
今を生きているのです。

私の本籍地は、今住んでいる所では
ありません。
義父の実家の住所です。
主人の兄弟も、長男は結婚を機に
住まいの所に移してしまいました。
私達夫婦と二男は、はるか遠い地が
本籍地です。
本家の跡取りの従兄弟が、
「本籍は移さないでほしい、移すと縁が切れて
しまうようで、さびしいから」
こう言われて、私達夫婦は本籍地を
移しませんでした。

自分のご先祖様がどこにあるのか、
どうやって自分まで繋がってきるのか、
たまには考えてみても良いのかも
しれません。