京都のように暮らしたい

日々の暮らし、感じたことを綴ります。京都に住むのが夢。

物じゃなかった

大量の不用品を捨て終わり、
ようやく一息つきました。
でも、これで人並み、スタートラインに立っただけだと思っています。

たくさんの物を処分しました。
よくもまぁ、こんなに買って溜め込んだ
ものです。
物を買えば、なんでも叶うと信じていた
のでしょう。
おしゃれな人と言われる。
人からうらやましがられる。
セレブになれる。
雑誌で見るような生活ができる。
つまり、しあわせになれる。

でも物をどんなに買っても、
満たされた気持ちになれたことは
ありませんでした。
一瞬だけ、優越感を味わうことは
できました。
優越感はすぐに自己嫌悪や劣等感に
変わっていったのです。
しあわせにはなれませんでした。

他人が自分をどう見ているか?
どう評価しているか?
こればかりを気にしていました。

自分がどうありたいのか?
他人の目を基準にするのではなく、
自分の望む姿を基準にしなければ、
いつまでたっても苦しい毎日から
逃れられないことを、
物を捨てて知った気がします。
物ではなく、自分の価値観を持つこと。
これがしあわせへの道しるべでした。
物じゃなかった。