京都のように暮らしたい

日々の暮らし、感じたことを綴ります。京都に住むのが夢。

終の住処

とあるネット雑誌の連載記事で
知った秋田在住のアラカンつまり
還暦あたりの女性のblog。
いつも拝読しておりました。
Tさんと呼ばせていただきます。

そのTさんがこのGWから断捨離を
始めたとのこと。
どうしてかとblogを読むと、
なんと、ご主人の定年後 一年の猶予の後に
仙台に引っ越されるそうです。
なんでも千葉育ちのTさん、
秋田の冬は30年住んでもつらかった
らしく、ご夫婦の高齢化と共に雪下ろし
雪かきが厳しくなってきたとのこと。
他にも理由はありますが、
思い切ってご主人のお姉様の住む
仙台に引っ越されることに。
もうすでに駅近くのマンションを購入
されました。

私の住んでいる土地は冬は寒い、
朝晩の冷え込みは北海道なみ?の
内陸部ですが幸い雪はほとんど降りません。
ちょっとでも降ると大騒ぎになる土地です。
冬の間中、太陽が見られない暮らしは
私にはできません。
Tさんの気持ちはよくわかります。

一軒家を引き払い2LDKのマンションへ。
しかも駅から2分。
車もいらない暮らしになるTさん。
老後と生活に胸躍らせています。

私にはうらやましい限りです。
今は犬と暮らしているので
犬がいる限りは現状のまま。
この家は、あちこち手直ししてありますが、
やはり築30年。
もうそんなにはもたないでしょう。
というか、普通の一軒家でさえ
維持管理していくのがおっくうになる
この年頃です。
車だって高齢者になってまで運転したくない。
朝晩の冷え込みが緩いところに住みたい。

それより何より、主人と二人暮らしで
ずっとやっていくのかと
なんだか暗い気持ちです。
主人とは価値観や趣味が違うし。

老後の終の住処。
憧れはあるけど、現実は厳しい。
私は50代。
よく考えたらまだ先は長いのです。