占守島の遺骨
オリンピックが華々しく開会し、
夏の甲子園も始まった。
若者が躍動して輝いている。
私は今日、ある新聞記事を読んで
ショックを受けた。
占守島の遺骨の記事だった。
ポツダム宣言を受諾したあとの
戦い。
占守島のことはまったく知らなかった。
詳しくはこちらを
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2016080601001844.html
まだなにも終わっていない。
悲しくて涙が出た。
オリンピックや甲子園で躍動する若者の
姿をテレビで見ながら、
若くして戦争のために命を落とした若者の
写真を見た。
わずか70年ほど前の出来事なのだ。
八月は、広島、長崎、そして終戦の日。
単なる日本史の出来事のように
なってしまった。
先の戦争を知る世代は少なくなった。
平和で自由で豊かな日本。
それが当たり前のように暮らす私達。
平和で自由で豊かな世の中は
貴重で大切なものであることを
忘れてはいないだろうか?
日々の暮らしに追われて、
そんなことは考える余裕はないのかも
しれない。
でも、ほんの一日でも
戦争の犠牲になった人々を
想う日があってもいいのではないか。
この平和で自由で豊かな日本に
生きていることに感謝して。