京都のように暮らしたい

日々の暮らし、感じたことを綴ります。京都に住むのが夢。

三越伊勢丹の社長辞任に思う

三越伊勢丹の大西社長辞任。

大西社長は

今年初めに、「がっちりマンデー

という番組に確か出演なさって 

いたと思います。

 

新宿伊勢丹、日本一の百貨店。

お値段も超一流だけど、

扱っているお品物も超一流。

バイヤーさんのセンスも抜群。

私の憧れの百貨店です。

昔、今より景気が良かった頃、

年に一、二度、上京して

お買い物をしていました。

その頃は、庶民の私でも

買える価格の物があったような記憶が。

昨今は本当に高級路線で、

金額の桁がひとつ違います。

(今度新しくオープンする

銀座シックスもそうなのでしょうね。)

新宿伊勢丹は遠い存在です。

唯一の例外は、京都伊勢丹

毎年京都旅行の最後は、

京都伊勢丹の地下でお買い物が

恒例です。

 

この私でさえ、おばちゃんなのに

地元の百貨店では買い物しません。 

お中元とお歳暮くらい。

毎月のお積み立てはしています。

でも買う物はありません。

しばらく貯まると、値の張る

礼服の買い替えに使います。

礼服だけはキチンとした良いものを、

そういう歳ですし。

 

地元の百貨店に行って婦人服を

見てもときめきません。

値段もそこそこ高いし。

それに田舎の百貨店なんて

金太郎飴みたいなもの。

それがZARAH&Mにいくとワクワク

します。

お値段も安い。

これも魅力のひとつ。

でもやっぱりデザイン。

世界的なトレンドが、

私にも買えるのです。

 

madam Hがブログで

いつも渋谷の百貨店と

ZARAH&Mなどを

ファッションパトロールして、

お眼鏡にかなったものを紹介して

くれています。

madamのオススメはたいていZARAH&M

もちろんmadamのベースは一流ブランド

です。

それを長く愛用される。

でも、シーズンごとのトレンド、

または消耗品の衣類などは、

ファストファッションを利用されています。

 

ファストファッション、通販の広がり。

スマホひとつで、いつでもどこでも、

簡単に買い物できる。

ファッションの情報だって、

インスタ、ブログ、で発信され、

みんなそれを参考にしています。

 

私は昭和の高度成長期に育ち、

バブルの時は専業主婦。

ずっと百貨店で買い物をしてきた

世代です。

この私でさえ、百貨店とは疎遠に

なりました。

 

訪日客の爆買いなどは、

ほんのいっときのこと。

日本人は百貨店よりも、

安くて楽に素敵な服が買える楽園に

魅せられてしまいました。

百貨店が復活するのか、

それともこのまま衰退するのか。

大きな分かれ目に来ていると

思います。