京都のように暮らしたい

日々の暮らし、感じたことを綴ります。京都に住むのが夢。

もはや今までの日本ではない

私の長男は気象予報士です。

そして気象の仕事をしています。

息子は数日前から、

「今回の台風10号

はじめて東北に上陸が予想され、

今まで経験したことのない

災害が起こる恐れがある、

早めの準備と避難を」

フェイスブックで呼びかけて

いました。

専門家の長男は

確実に災害がどこかで

起こるに違いないと断言していました。 

岩手県での川の氾濫で

たくさんの犠牲者が出たことに、

 長男は忸怩たる思いでいます。

そして自分の無力さに悔しい思いを

しています。

 

岩泉町の老人施設での被害。

夜7時のNHKのニュースで

町長さんが

「まさかこんなことになるとは」

と語っていました。

災害に備えての、体制や準備は

どうだったのでしょうか?

どのニュースやワイドショーでも、

東北では経験したことのない台風上陸、

災害に備えをとずっと報道していた

はずです。

 

家も農地も、無事なのが一番です、

でもそれが叶わないほどの災害なら、

人だけでも、いち早く安全な場所に

避難しなければ。

地震予知は困難ですが、

台風の進路と、雨雲の動き、

降水量の予想はできています。

それを生かして欲しかった。

 

日本の気象は、もはや今までの日本では

ありません。

話のレベルはぐっと下がりますが、

亡くなった柴犬、生きていれば18歳。

うちの柴犬は庭で飼っていました。

10歳くらいまでは真夏でも、

日よけを使って外で過ごしました。

やがて、夏の暑さが、最高気温が

だんだん高くなり、屋外は危険、

家の中で過ごすことになりました。

日本の気象は大きく変わったのだ、

とそんな小さな出来事からも

感じていました。

 

今回の台風被害。

東北や北海道で、

たくさんの家が浸水し、流され

田畑が水に覆われ、

作物がダメになり、

そして何人のも人が命を落としました。

本当に悲しく、やるせない思いです。

私たちは激変した日本の気象条件と

これから戦っていかなくてはなりません。