なんでもかんでも東京

昨日は松坂屋銀座店跡地に

できるビルの話題があちこちの番組で

取り上げられていた。

一回に何万、何十万、何百万円と

買い物をする人しか相手にしていないような

お店ばかりだ。

地方の田舎に住んでいる庶民には

到底縁のない場所だ。

私は今、ほとんど外に出ないので

視野も、行動範囲も狭い。

だから、都心に住む人の生活水準や

暮らしぶりをあまり知らない。

地方と東京の賃金格差や資産格差が

こんなにもあるなんて

あらためて思い知らされる。

しかし、今日の日経には

三越伊勢丹、営業利益2割減の記事が。

伊勢丹新宿店が不振なのか。

新宿で働く友人が、この前会った時

「伊勢丹のカードの優待割引が

なくなってポイントになった。

高額な時計など買う時に割引きは

大きかったのに、買い物し難くなった」

と嘆いていた。

ネット通販が発達して、

田舎暮らしでも買い物には困らない。

しかし、やはり東京には劣る。

東京にだけ、良いもの、

この場合、高額なものというだけでなく、

質の良いとか、値段の割に良質とか、

ということで、

田舎暮らしのよりも、はるか多くの

選択肢があるし。

あちこちにアウトレットや

ショッピングモールが出来て、

日本中に物が溢れかえっている。

衣食住、すべてのものが

大量に売られている。

東京、アウトレット、ショッピングモール。

これから外れた田舎は、

不公平極まりない状況だ。

なんでもかんでも東京なんだなぁ。