京都のように暮らしたい

日々の暮らし、感じたことを綴ります。京都に住むのが夢。

キチンとしてたほうが得?

おしゃれについて考える昨今。

京都での体験で、私はやっぱり

この年齢だとキチンとした装いの方が

得だということを体験しました。

 

京都で、私は和服をレンタルしました。

いま流行の、若い子がレンタルして

着ている着物とは違い、

正統派の訪問着。

明るめの華やかな雰囲気だったので、

息子曰く、華道の師範とかそんな感じ

だったそうです。

まぁ、付け焼き刃は否めませんが。

 

でもどこに行っても親切にされました。

食事をした店でも美術館でも。

美術館などは、係りの人が

傾斜や段差のあるところでは、

私にだけ

「段差にお気をつけください」

とかお声をかけてくださいました。

 

それは和服だったということに

起因しているのですが。

どこかで、和服を着ていると

親切にしてもらえる、

とか待遇が良いと聞いたのを

まさに実感したのです。

 

海外のホテルや飲食店でも、

着ているもので、待遇が違うと

いう話をよく聞きます。

なにも高級ブランドを身につけている

というのとではなく、

その話ふさわしいキチンとした装いを

しているかどうかということです。

 

今はなんでもカジュアル。

カジュアルがふさわしい場所も

あります。

例えば野外ライブとか。

でも、そうでない所では

やっぱりキチンとした装いの方が

得なのではと思います。

 

人は見た目。

美人とか若いとかでなく、

見た目がキチンとして清潔感があり、

常識ある人に見えるか。

これが重要。

キチンとしていた方が得です。

 

邪険にしない

自分のことを棚に上げて、

おばちゃんはうんぬん言ってすみません。

 さて本日はblog三連発。

 

今度、近くのホテルで

純烈というグループの

ディナーショーがあります。

そのホテル、東日本ローカル?ですが、

毎年11月下旬にいち早く、

天下の松田聖子ちゃんが

クリスマスディナーショー

やるホテルなので、

そこそこのホテルです。

 

純烈は、最近ワイドショーで取り上げられ、

NHKの歌番組でもよく見ます。

スーパー銭湯のアイドル?

とか言われているらしいです。

 

ワイドショーでその人気を見ました。

おばちゃん達のハートを

がっちりと掴んでいます。

(もしかするとお年頃の女の子も

いるかもしれませんが)

彼らはおばちゃん達を決して

邪険にしません。

本当に優しくて一緒懸命ファンサービス

しています。

上から目線なんてありません。

 

おばちゃん達はみんな生き生きして、

楽しそう。

みんな自分なりにお化粧したり、

おしゃれして応援に出かけます。

おばちゃん達はちゃんとCDも

買ってくれます。

これって氷川きよしくんに始まり、

最近では山内恵介くんが

ブレークした路線。

 

このご時世CDが売れるのは

ジャニーズか、なんとか46くらい。

おばちゃん達のCDの購買力を

侮ってはなりません。

おじさんだと、藤あや子あたりに

なるのかしら?

 

どっちにしても、

世間も若い男性もおばちゃんを

邪険にしてはなりません。

真摯におばちゃんと向き合わないと

商売になりませんよ。

 

私がたまにライブに行く

jammin Z'eb

1人は日本人だけど、あとはハーフで

イケメン揃い。

紳士的だし、英語も堪能、

歌も上手いの。

でも、なかなかブレークしない。

彼らのファンはおばちゃんじゃなくて

本物のマダムが多いの。

ご主人の海外赴任で外国暮らししてたとか、

音楽を教えてるとか、

関東なら、よくわかりませんが

ファッション誌に出てくる土地、

白金?麻布?横浜?にお住まいの

そんな感じのマダムばかり。

絶対数が少ないのよね。

 

とにかく、なんでも若い女の子ばかり

チヤホヤしてもダメなのよ。

おばちゃん達は、お金もパワーも

すごくあるのよ。

わかりましたか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

溢れるほどの服があるのに

引き続きおしゃれに関して。

小林直子さんは、

「今の日本のように、

こんなにたくさんの服を売っている国は

他にありません。」

と、述べています。

そんなことを考えもしませんでした。

 

たくさん売ってるけど、

欲しい服や素敵な服は

値段が高くて買えない。

だから、あきらめて適当な価格の

妥協した服を買うので、

それも行き当たりばったりで。

そうすると

たくさん服を持つことになる。

だけど満足も納得もしていないので、

たくさん服があっても

着る服がないと嘆く。

 

日本の服は供給過剰だそうです。

小林さんは

アウトレットで超一流ブランドを

試着してみるべし、

もしかすると、手に届く価格で

購入できるかもしれないと書いています。

 

今の私は身動きが取れないので、

これは実践できませんが、

心に留めておきたいです。

よほど流行りのデザインでなければ、

超一流ブランドのものなら、

アウトレットでも買う価値のある服に

出会えるかも。

 

流行は無視できないけれど、

流行に踊らされない。

私は私1人だけ。

誰かのマネをしてもダメなの。

誰かと私は違う人。

 

私は、例えば有名なスタイリストさんとか、

芸能人や知識人のおしゃれを

マネすればおしゃれになれると

思っていました。

でもそんな経済力はないし、

そもそも私とは別人。

 

小林直子さんの本やblogを読んで、

この歳になってあらためて

学んだことがたくさんありました。

 

 

 

 

 

 

おばさんくさいのが似合う

小林直子さんのblogを過去に遡って

読んでいました。

なにを着ても似合わない、

欲しい服が売ってない、

たくさん服があるのに着ていく服がない。

みーんなそう思っているんです。

私もです。

 

私の出した結論。

私の年代をターゲットにした

ブランドで買う。

そのなかでおばちゃんくさくない

ブランドで。

ちょっと矛盾してますが、

おばさんと、おばちゃんは違います。

おばさんというか、50代60代のための

服を買う。

おばちゃんは、おしゃれ心のない人?

今はいい時代です。

おばさんでも気持ちは若いし、

おばちゃんには見られたくない、

おばちゃんくさいとは

言われたくない。

そんな、私たち世代に標準を合わせて

デザインしているブランドも

あります。

 

次に価格。

マダム系雑誌、それだけではありませんが

ファッション誌に掲載されてる服、

靴、バッグ、

とっても高いです。

フツーのひとは買えません。

よほど高所得がある人しか。

ご主人、もしくはご本人にものすごく

資産財産収入がある方しか

買えません。

新宿伊勢丹で普段から、

または百貨店の外商でお買い物する方、

一流ブランドしか身につけない方。

小林直子さんも言っています、

雑誌はまったく参考にならない、

あれはすべて広告ですよと。

 

そんなこんなで、私がこれこら

この立場でどこで服を買えばいいか

検討してみました。

結論は

「Do CLASSE」の服、

「fitfit」の靴

 

昨年まではおばさんくさい、

私はまだそこまで落ちぶれてない、

なんて思って、

ファストファッションなどで

買い物をしていたのですが、

見事にタンスの肥やし。

 

GWの旅行用にシワになりにくさに

ひかれて購入した「Do CLASSE」の服。

歩きやすさがなかったら

どうにもならないので

購入した「fitfit」の靴。

着てみたら、なんだか似合うのです。

着やすい、綺麗に見える。

あれれ?

もちろん靴はたくさん歩いても平気。

 

あぁ、私はおばさんくさいのが

似合うのだ、そういう年齢になった。

その方がスタイル良く品良く綺麗に見える。

ここにきてようやく悟りました。

そりゃそうですあと三年で還暦なんです。

自分でも信じられませんが。

気持ちは老いてないつもりでも、

肉体は老いてます。

若い子からみたら、

私はまぎれもなくおばさん。

 

でも、小綺麗で品の良いおばさんで

いたいものです。

なおかつ聡明さを持ち合わせている。

なんだか一つの結論に達しました。

 

 

 

 

 

 

 

どこで、誰が、どんな思いで

冷静に考えて、ここで売っている

ファッションは私には似合いません。

年齢と、それほど確固とした

ライフスタイルがないからです。

昨年はまだいろんなことを調べたり、

勉強せずに、たまに服を買っていました。

今年は服は買っていません。

でも、バッグや靴なら

私でも使える、というか、

欲しいと思うので買っています。

 

「北欧暮らしの道具店」

ここは安さは売りにしていません。

一つの筋の通ったライフスタイルは

あります。

物や服が売れない昨今、

たぶんここは順調に売れていると

思います。

なぜか考えてみました。

 

ここはバイヤーさんが

取り扱う商品を紹介する記事を

必ず買いています。

自分自身が使っています。

そして、どこで、誰が、どんな志しで

どんな思いを込めて作っているか、

ちゃんと取材して紹介しています。

それを知ると、買う気になります。

私はフェアトレードのカゴバッグを

買いました。

カゴバッグが

フェアトレードであることを

紹介する記事を読んだからです。

それに、夏に私にとっての

使い勝手の良いカゴバッグを

探していたから。

 

百貨店などで、物が売れないのは、

今の時代、買う側が何を望んでいるのか

考えていないかも。

作る側や売る側が、

どんな志で、なにを消費者に

提供しようとしているのか。

私たちはそれを知りたいと思っています。

そうでない消費者もいます。

安いのが一番だと思う人とか。

でも、商品のストーリーを知って、

共感したり、納得した人は

真っ当な値段で物を買います。

 

作り手の志を知ると、

その商品を大切に使うし、

その商品を所有することに

誇りを持てます。

そんなことを考えてみました。

 

 

 

わたし史上最高のおしゃれになる!

小林直子著

「わたし史上最高のおしゃれになる!」

この本を読み終えた時、

ハラハラと涙がこぼれました。

 

田舎に住むことに引け目を感じ、

この歳になっても自分に自信が

持てず。

都会やセレブに憧れ、時には妬み。

あちこちのブログやサイトを

見つけては、真似をして。

でも一向に灯りは見えてこなかった。

 

たまたまツイッターで紹介されていた

この本にめぐり合いました。

今の私に救いの手を

差し伸べてくれた本。

もうこれで、有名スタイリストや

ファッションブロガーの人達の

買ったものを後追いして買ったり、

スタイリングを真似したり

することとはサヨナラです。

これをやっているのは苦しくて、

それに金銭的に大変だし、

とうてい無理でした。

 

おしゃれ更年期の方、

おしゃれに悩んでいる方、

自分がよくわからない方、

是非ともこの本を読んでいただきたい。

 

おしゃれになりたくて、

おしゃれな人に見られたくて、

いろんな本を買っては読み

買っては読みを繰り返しました。

でも答えは出なかった。

 

小林直子さんのことも

今まで知らなかった。

「わたし史上最高のおしゃれになる!」

この本だけ読めば、

今までの本はいらなかった。

この本に出会えてよかった。

きっと私は変わるだろう。

 

 

 

 

 

京都高島屋アクセサリー専門館

ちょっと古い話ですが。

 

この前の京都旅行で立ち寄った

京都高島屋アクセサリー専門館。

高島屋本体とは独立して、 

ほんの少し離れたところにあります。

 

無類のアクセサリー好きの私。

東京にあるブランドだけでなく、

地元京都のデザイナーさんの

アクセサリーなどがあり、

本当に心からワクワクしました。

 

私は最近マイブームの

水牛アクセサリーを購入しましま。

あとフランス製のアクリル?

のアクセサリーも。

水牛アクセサリーのコーナーの

店員さんの方。

地元京都方で、今宮神社あたりに

お住まいと話していました。

この方、商品知識やお客の私の

好みをすぐに見抜いて、

お値段やデザインが私向きの

ネックレスやブレスレットを

勧めてくださいました。

もちろん気持ちよくお買い上げ

しました。

 

この前、大金をはたいて

アクアスキュータムのトレンチを

浦和の伊勢丹で買ったのですが、

接客してくださった店員さんが、

ご年配の方と、大人しめの方。

話が盛り上がらず、

せっかくの大物買いなのに

ちょっとつまらない気分でした。

百貨店なのですから、

店員さんとの会話も楽しみたいと

思っていたのに残念でした。

 

それに引き換え、京都高島屋アクセサリー

専門館の方は話も上手で、

関東の田舎者の私も

楽しくお買いものできました。

また京都で機会があったら、

立ち寄りたいです。

 

百貨店の方が読んでいるとは

思えませんが、一言いうと。

やはり百貨店なら、店員さんは

ちゃんとした商品知識と、

アクセサリーや洋服なら、

コーディネート力や

お客様に合わせな提案力が

欲しいですね。

そして、それに付随して楽しい会話も。

それがなかったら、

通販やドンキホーテみたいなところで

安く買った方が良くなってしまいます。

 

京都高島屋アクセサリー専門館で

私が出会った店員さんは

プロフェッショナル。