京都のように暮らしたい

日々の暮らし、感じたことを綴ります。京都に住むのが夢。

おばさんくさいのが似合う

小林直子さんのblogを過去に遡って

読んでいました。

なにを着ても似合わない、

欲しい服が売ってない、

たくさん服があるのに着ていく服がない。

みーんなそう思っているんです。

私もです。

 

私の出した結論。

私の年代をターゲットにした

ブランドで買う。

そのなかでおばちゃんくさくない

ブランドで。

ちょっと矛盾してますが、

おばさんと、おばちゃんは違います。

おばさんというか、50代60代のための

服を買う。

おばちゃんは、おしゃれ心のない人?

今はいい時代です。

おばさんでも気持ちは若いし、

おばちゃんには見られたくない、

おばちゃんくさいとは

言われたくない。

そんな、私たち世代に標準を合わせて

デザインしているブランドも

あります。

 

次に価格。

マダム系雑誌、それだけではありませんが

ファッション誌に掲載されてる服、

靴、バッグ、

とっても高いです。

フツーのひとは買えません。

よほど高所得がある人しか。

ご主人、もしくはご本人にものすごく

資産財産収入がある方しか

買えません。

新宿伊勢丹で普段から、

または百貨店の外商でお買い物する方、

一流ブランドしか身につけない方。

小林直子さんも言っています、

雑誌はまったく参考にならない、

あれはすべて広告ですよと。

 

そんなこんなで、私がこれこら

この立場でどこで服を買えばいいか

検討してみました。

結論は

「Do CLASSE」の服、

「fitfit」の靴

 

昨年まではおばさんくさい、

私はまだそこまで落ちぶれてない、

なんて思って、

ファストファッションなどで

買い物をしていたのですが、

見事にタンスの肥やし。

 

GWの旅行用にシワになりにくさに

ひかれて購入した「Do CLASSE」の服。

歩きやすさがなかったら

どうにもならないので

購入した「fitfit」の靴。

着てみたら、なんだか似合うのです。

着やすい、綺麗に見える。

あれれ?

もちろん靴はたくさん歩いても平気。

 

あぁ、私はおばさんくさいのが

似合うのだ、そういう年齢になった。

その方がスタイル良く品良く綺麗に見える。

ここにきてようやく悟りました。

そりゃそうですあと三年で還暦なんです。

自分でも信じられませんが。

気持ちは老いてないつもりでも、

肉体は老いてます。

若い子からみたら、

私はまぎれもなくおばさん。

 

でも、小綺麗で品の良いおばさんで

いたいものです。

なおかつ聡明さを持ち合わせている。

なんだか一つの結論に達しました。

 

 

 

 

 

 

 

どこで、誰が、どんな思いで

冷静に考えて、ここで売っている

ファッションは私には似合いません。

年齢と、それほど確固とした

ライフスタイルがないからです。

昨年はまだいろんなことを調べたり、

勉強せずに、たまに服を買っていました。

今年は服は買っていません。

でも、バッグや靴なら

私でも使える、というか、

欲しいと思うので買っています。

 

「北欧暮らしの道具店」

ここは安さは売りにしていません。

一つの筋の通ったライフスタイルは

あります。

物や服が売れない昨今、

たぶんここは順調に売れていると

思います。

なぜか考えてみました。

 

ここはバイヤーさんが

取り扱う商品を紹介する記事を

必ず買いています。

自分自身が使っています。

そして、どこで、誰が、どんな志しで

どんな思いを込めて作っているか、

ちゃんと取材して紹介しています。

それを知ると、買う気になります。

私はフェアトレードのカゴバッグを

買いました。

カゴバッグが

フェアトレードであることを

紹介する記事を読んだからです。

それに、夏に私にとっての

使い勝手の良いカゴバッグを

探していたから。

 

百貨店などで、物が売れないのは、

今の時代、買う側が何を望んでいるのか

考えていないかも。

作る側や売る側が、

どんな志で、なにを消費者に

提供しようとしているのか。

私たちはそれを知りたいと思っています。

そうでない消費者もいます。

安いのが一番だと思う人とか。

でも、商品のストーリーを知って、

共感したり、納得した人は

真っ当な値段で物を買います。

 

作り手の志を知ると、

その商品を大切に使うし、

その商品を所有することに

誇りを持てます。

そんなことを考えてみました。

 

 

 

わたし史上最高のおしゃれになる!

小林直子著

「わたし史上最高のおしゃれになる!」

この本を読み終えた時、

ハラハラと涙がこぼれました。

 

田舎に住むことに引け目を感じ、

この歳になっても自分に自信が

持てず。

都会やセレブに憧れ、時には妬み。

あちこちのブログやサイトを

見つけては、真似をして。

でも一向に灯りは見えてこなかった。

 

たまたまツイッターで紹介されていた

この本にめぐり合いました。

今の私に救いの手を

差し伸べてくれた本。

もうこれで、有名スタイリストや

ファッションブロガーの人達の

買ったものを後追いして買ったり、

スタイリングを真似したり

することとはサヨナラです。

これをやっているのは苦しくて、

それに金銭的に大変だし、

とうてい無理でした。

 

おしゃれ更年期の方、

おしゃれに悩んでいる方、

自分がよくわからない方、

是非ともこの本を読んでいただきたい。

 

おしゃれになりたくて、

おしゃれな人に見られたくて、

いろんな本を買っては読み

買っては読みを繰り返しました。

でも答えは出なかった。

 

小林直子さんのことも

今まで知らなかった。

「わたし史上最高のおしゃれになる!」

この本だけ読めば、

今までの本はいらなかった。

この本に出会えてよかった。

きっと私は変わるだろう。

 

 

 

 

 

京都高島屋アクセサリー専門館

ちょっと古い話ですが。

 

この前の京都旅行で立ち寄った

京都高島屋アクセサリー専門館。

高島屋本体とは独立して、 

ほんの少し離れたところにあります。

 

無類のアクセサリー好きの私。

東京にあるブランドだけでなく、

地元京都のデザイナーさんの

アクセサリーなどがあり、

本当に心からワクワクしました。

 

私は最近マイブームの

水牛アクセサリーを購入しましま。

あとフランス製のアクリル?

のアクセサリーも。

水牛アクセサリーのコーナーの

店員さんの方。

地元京都方で、今宮神社あたりに

お住まいと話していました。

この方、商品知識やお客の私の

好みをすぐに見抜いて、

お値段やデザインが私向きの

ネックレスやブレスレットを

勧めてくださいました。

もちろん気持ちよくお買い上げ

しました。

 

この前、大金をはたいて

アクアスキュータムのトレンチを

浦和の伊勢丹で買ったのですが、

接客してくださった店員さんが、

ご年配の方と、大人しめの方。

話が盛り上がらず、

せっかくの大物買いなのに

ちょっとつまらない気分でした。

百貨店なのですから、

店員さんとの会話も楽しみたいと

思っていたのに残念でした。

 

それに引き換え、京都高島屋アクセサリー

専門館の方は話も上手で、

関東の田舎者の私も

楽しくお買いものできました。

また京都で機会があったら、

立ち寄りたいです。

 

百貨店の方が読んでいるとは

思えませんが、一言いうと。

やはり百貨店なら、店員さんは

ちゃんとした商品知識と、

アクセサリーや洋服なら、

コーディネート力や

お客様に合わせな提案力が

欲しいですね。

そして、それに付随して楽しい会話も。

それがなかったら、

通販やドンキホーテみたいなところで

安く買った方が良くなってしまいます。

 

京都高島屋アクセサリー専門館で

私が出会った店員さんは

プロフェッショナル。

 

 

 

 

 

 

 

武田サオリ「京都慕情」

ありました!!

武田サオリさんが歌う「京都慕情」

阿部海太郎さんのCDに収録されて

いましまた。

阿部海太郎さんの「音楽手帖」という

CDの中に収録されていました。

 

おまけに「京都人の密かな愉しみ」

の劇中曲も収録されていました。

その他NHK日曜美術館

「世界で一番美しい瞬間」

のテーマ曲も。

 

私、AmazonでCDじゃなくて、

なんというのか、ダウンロード?

みたいな方法で購入しました。

よくわからないけど、

これならスマホでいつでも好きな時に

聴くことができます。

 

「京都人の密かな愉しみ」の曲だけ

編集して聴いています。

ドラマの数々な場面がよみがえって

きます。

すっかり気分は沢藤三八子。

と言いたいところですが、

ちょっと無理がありましたね。 

 

でもこの前の京都旅行の思い出に

浸りながら、

本当に心地よくいられます。

 

 

Amazonはこちら

https://www.amazon.co.jp/Cahier-musique-音楽手帖-阿部海太郎/dp/B01N6C0FD4/ref=pd_rhf_gw_p_img_1?_encoding=UTF8&psc=1&refRID=JDG0V2WMVFST151N9RN2

 

 

gu恐るべし

久々のおしゃれネタ。

 

なのにうちのラブラドールの話題から。

うちのラブラドール、年齢のせいと

生まれつき少し股関節の形成不全が

あるので、

後脚のバランスが悪く、

肉球を痛めてしまいます。

それでguの子供用ショートソックスを

履かせて医療用テープで固定し、

外を散歩しています。

それで定期的にすぐ近所のgu大型店に

靴下を買いに行きます。

 

ついでにレディースを見てみると、

フレンチリネン100%のシャツが。

昨年はリネンと何かの混紡だったような。

これから季節、長袖リネンは家着に

ベスト。

体型が綺麗に見えて涼しい。

日焼け防止にもなる。

この歳なると、肌を露出するのは

みっともないし、日焼けもしたくないし。

ユニクロより安い。

これで充分と色違いで購入。

 

生地の薄いgu推しのパラッツォパンツ?

は私の年齢では無理。

スキニーも無理。

生地のしっかりしたワイドパンツなら

OK。

ベーカーワイドパンツは

ぴったりでした。

もっと暑くなったら、

リネンやリネンと何かの混紡の

ワイドパンツになります。

 

今シーズン限りの流行りだけど、

カットオフジーンズのストレートも

家着に最適。

一時品薄だったけど追加生産したのか、

たくさん店頭にありました。

 

流行りのペラペラしたものや、

若向きの物は無理だけど、

ベーシックな物、生地のしっかりした物を

選べばおばちゃんでもイケる。

 

何より驚いたのはguのセルフレジの

速さ。

全部の商品のハンガーをとり、

カゴに入れたまま扉をあけて

突っ込めば、

即座にタグが読み取られ

あっという間にお会計。

有人レジは、一台のみで、

あとは全部セルフレジに

変わっています。

これでかなり、人員削減というか

レジでなく他の仕事に人を

回せます。

すごいわー、ファーストリテイリング

そのうちユニクロでもguでも全店舗

こうなるのかしら。

ICタグ?っていうのと

レジの機械も費用がかかるのでしょうが、

人手不足の折、

小売業の救世主。

でも、これができるのは

資本力のあるところで、

既成概念にとらわれないところだけ

かもしれません。

でも、お客からすれば、

レジ待ちのイライラがなくなるので

良いんですけど。

 

カジュアルなお出かけなら、

リネンシャツとベーカーワイドパンツに

スタンスミスやジャックパーセル

スニーカーで、

アクセサリーとカゴバック、

それにハットをかぶれば

いっちょ上がりです。

別に無理してお高い服を買わなくても、

体型カバーでき、キチンとした感じも

あり、それでいてカジュアル。

 

だもの、百貨店やセレクトショップ

婦人服が売れないわけだわ。

 

 

 

 

 

 

 

京都人の密かな愉しみ「桜散る」

終わってしまいました。

「京都人の密かな愉しみ」

若女将の三八子さんが幸せになって

めでたい結末。

 

大原千鶴センセと松尾アナの

楽しい掛け合いも見納め。

 

ミニドラマの

「逢瀬の桜」

高岡早紀さんが役柄にぴったり。

「魔性の女」?とか言われていますが、

品良く、それでいて情熱的な役を

見事に演じていました。

あんな女性になりたい。

 

見所はたくさん。

本法寺の桜、綺麗でしたね。

私の大好きな雨宝院。

初回の最初のシーン、

ヒースロー先生が若女将三八子を

見かけるシーンが印象的でしたが、

最終回もその場面や雨宝院が

登場して、大満足です。

雨宝院、本当に素敵な所。

大好きです。

 

「ごきんとはん」

という言葉をはじめて知りました。

その意味も。

そして京都人の掟、京都で暮らす掟も。

 

若女将三八子がお見合いもせず、

頑なに独身を貫く訳。

大人の恋は切ない。

女将が、先代と芸者さんの

あいだに生まれた男性に、

全てを水に流して感謝するシーン。

女将はあっぱれです。

 

若女将の常盤貴子さん、

女将の銀粉蝶さんの

お着物、帯、髪型、かんざし、

そして着こなし、

すべてに惚れ惚れしました。

大原千鶴センセと

お仲間の方々のお着物、

特に帯留めが素敵。

 

パリに行く若女将の代わりに

エミリーさんが久楽屋に住み、

ヒースロー先生が戻ってくる。

なるほど。

 

伊武雅刀さんのご住職役も

流石の演技。

ミニドラマには、過去の話の流れを

継いで、佐川満男さんが

骨董品店のご主人で登場。

細かい配慮が。

 

最後に若女将三八子は

長い間待ち続け、想い続けた人と

パリに旅立つ。

今まで彼女を束縛してきた、

いろんなものから解放されて

旅立つシーン。 

今までずっと着物姿で、

洋服姿は一度もなかった。

久楽屋を出で行くシーンで、

着物ではなく洋服を着ていたのが

象徴的でした。

 

普段いつも、せわしなく、

がさつで、せっかちな私。

なにかにつけて、めんどくさいとか

サボりたいとか。 

言葉遣いも乱暴

あと数年で60歳になる。

なのに心はいつまでもフラフラと

頼りなく、そして生活はだらしなく。

 

「京都人の密かな愉しみ」は、

あくまでもドラマ。

女優さんだもの、綺麗で当たり前、

ヘアメイクさんもついてるし。

でもやっぱり綺麗。

落ち着いた暮らしぶり、

四季のある暮らし、

話し方、立ち居振る舞い。

どれも美しく。

このドラマを見ると、

私がおざなりにしたり、

まったく気にしなかったり、 

楽することばかり考えていたり、

体裁だけを取り繕ったりしている

普段の暮らし、生活を、

少しはきちんとしなくては、

大人の女として恥ずかしいのでは

ないかと反省します。

 

特に話し方、

家にずっと居て、

家族としか会話していないせいで、

それは乱暴でひどい言葉遣い。

ここから改めていかなくては。

 

武田カオリさんの歌う「京都慕情」も

聞き納め。

CDになってないんです、残念。

CD化して欲しい、是非とも。

「京都人の密かな愉しみ」

全編DVDを出して下さい、NHKさん。

 

先週過ごした京都での日々は

本当に宝物。

今は現実に、日常に戻っていますが、

いつも胸の中には京都の風景が

あります。

京都の暮らしのように、

日常の暮らしを丁寧に大切に、

そして落ち着いて振る舞う。

私は大人過ぎるほど大人の年齢。

もっと自覚して、

大人の女性にならなくては。

 

「京都人の密かな愉しみ」

いつか京都で暮らせる日を夢見て。